社会科公民分野、政治の単元の中で、架空のシナリオをもとにした模擬裁判を行いました。
これまで学習した裁判の仕組みや裁判に関わる制度等を復習した上で、班内で裁判官・被告人・弁護人・検察官の役割に分かれて、ロールプレイや討論を行いました。さらに最後には全員が裁判員として、議論を基にして判決を下す活動を行いました。
実際に裁判をやってみることで、判決を下すことの難しさやとまどいを感じ、「判決を導き出すのにどうしても裁判は時間がかかるのが分かった」「みんなが納得できる判決になるのか」「人の人生が関わる判決を決めるのは慎重にしたい」といった司法の課題とされていることを実感することができました。
また、振り返りの中には「実際の裁判はもっと時間がかかるだろうが、本当の裁判を傍聴してみたい」「自分が裁判員に選ばれたら、怖い気持ちはあるけれどやってみたいとも思った」という意見もあり、裁判について理解を深めたり、自分との関わりを考えている様子もありました。